2016年5月9日月曜日




コンサート、演劇、ライブ、上映会などの
様々な要素を集めた
エキサイティングな「公演」を開催します。
すべてのプログラムを結びつけ、
あるいは引き離すのは、
舞台中央に据え置かれた昭和三種の神器のひとつ


「洗濯機」


洗濯機と刺激的なアーティストたちによる
不思議な交感をお楽しみください。

情報は順次こちらで公開していきます。



場所
なかのZERO 視聴覚ホール


日時
2016613
開場: 1830分 開演: 19

入場料
2000





プログラム

1.作品発表 作曲=後藤天 演奏=清水友美 
2.戯曲リーディング1 「私、洗濯機をさらいにいくわ」より抜粋
作=原田ゆう 出演=山岡よしき
3.作品発表 「水声」作曲・出演=山口紘 一部映像=池田一

休憩10分

4.ライブ 出演=UZAWA / INOUE 
5.映像上映 池田一「Water Man」× ピアノ即興演奏 小森俊明
6. 戯曲リーディング2 「私、洗濯機をさらいにいくわ」より抜粋

7.洗濯機との競演



出演者プロフィール


後藤 天(作曲)
 多摩美術大学像演劇学科卒業。情報科学芸術大学院大学(IAMAS)修了。2005 年頃より実 験映画から作品制作を開始し、サウンドインスタレーション/パフォーマンスを経て、 2011 年頃より音楽作品の制作を開始。2009-2010 年、cannnons and muses tokyo (イ スラエルと日本の美術学生の共同プロジェクト)の運営。2010 年 International Ensemble Modern Academy with Tokyo Wonder Site Vol.3 プロダクションコースを受 講。2011 年、explosion tokyo viewing room 立ち上げに参加。2012 年、第 46 回ダルム シュタット夏季現代音楽講習会を個人的に見学する。ピアノを習い始めて 2 年になる。


 清水 友美 (ピアノ)
武蔵野音楽大学ピアノ科卒。尚美学園ディプロマコース修了後、音楽研究室員を務めた。 現代音楽演奏コンクール“競楽Ⅵ” 第3位等、多数入賞。新作の演奏に意欲的に取り組む 他、CDやラジオの録音、TVドラマ挿入曲の編曲、映画の作曲も行う。ʼ02 年に初来日 した仏の作曲家 Luc Ferrari 氏にレッスンを受けソロリサイタルデビュー。以来、彼の作品 演奏をライフワークとする。ʼ09 年トーキョーワンダーサイト若手音楽家支援プログラム にて、演奏や身体表現、語り、映像、美術を組み合わせたソロパフォーマンスを発表、奨 励賞受賞。ダンス、歌、イラストや人形制作、司会や講演等ジャンルを越えて活動してい る。 http://ameblo.jp/tomomi-shimizu/ 


原田 ゆう (劇作家)
1978 年生まれ。玉川大学芸術学科、日本大学芸術学部の大学院で演劇を専攻。 卒業後、APE、ニブロールなどコンテンポラリー・ダンスの舞台にダンサーとして出演。 2008 年『排気口』よりイデビアン・クルーに参加。続く『大黒柱』(イデビアン・ク ルー・オム)、『挑発スタア』、『出合頭』、『麻痺 引き出し 嫉妬』、井手茂太振付作品 『KOKASHITA』(タイツアー)に出演。 また岩渕貞太、関かおり、長谷川寧、松本梓、 ミウミウという同世代の振付家・演出家で結成した群々(むれ)にも参加している。 世田谷美術館のワークショップシリーズ「誰もいない美術館で」vol.24 ではゲスト講師を 務める。並行して劇作活動も続け『キッチュ』が第 5 回かながわ戯曲賞の最終候補に選出。 『見上げる魚と目が合うか?』で第 18 回劇作家協会新人戯曲賞を受賞。『君は即ち春を 吸ひこんだのだ』が「日本の劇」戯曲賞 2014 最優秀賞を受賞。『浮いていく背中に』 が平成27年度北海道戯曲賞の最終候補に選出。 


山岡 よしき(リーディング)

岐阜県出身。海の無い県で山に囲まれて育つ。おじいちゃんっ子(余談)。 映画俳優を目 指し、専門学校名古屋ビジュアルアーツに入学。在学中、舞台に目覚め卒業後上京。演劇 集団キャラメルボックス俳優教室で舞台演技を学ぶ。現在はフリーで舞台に立つ。ダンス バンド『O'RAMA Rock'n'Roll Band』のメンバー、ダンサー O'kayan としても活動中 (http://www.facebook.com/helloramanimals)。


UZAWA / INOUE 
UZAWA / INOUE は、ピナ・バウシュ ヴッパタール舞踊団等で活躍したファビアン・プリ オヴィル演出・構成の舞台芸術作品「SOMA project」に参加した宇澤 / 井ノ上によるユニット。 
https://www.facebook.com/uzawa.inoue/?fref=ts

宇澤 とも子 (ピアノ)
東京音楽大学 大学院(作曲指揮専攻)に在籍。器楽作品、電子音楽作品の作曲をしている。 また映像、舞台作品の音楽も手がけている。2014 年にはアンスティチュ・フランセ東京に て、off-Nibroll「街にひそむ」の音楽を担当。2015 年には「SOMA プロジェクト」にて元 ピナ・バウシュ舞踊団のメンバーと共演をし、東京・ドイツで公演を行った。現在はピア ノ、キーボード等での演奏活動にも力を入れている。作曲での受賞歴はトロンボーン ピー ス オブ ザ イヤー 2013 年作曲賞優勝、日本奏楽堂歌曲コンクール本選入賞がある。 



井ノ上 孝浩 (エレキ ギター)
ギタリスト、作曲家。 即興、実験音楽を主とし、形式に縛られないジャンル無用の音楽性で、今までに幾多のバ ンドやユニットを結成。現在まで続く"Two Needles and Six Wires"や"UZAWA/INOUE"等で の活動の他、多方面の音楽家とのセッションも行う。また演劇やダンスとの共演も多く、 '99 年頃から劇団アンゲルス(金沢市)にて W・シェークスピア、A・チェーホフ等の作品に 関わり、幾度かヨーロッパやアジアの演劇祭に出演している。 2015 年には「SOMA プロジェクト」にて元ピナ・バウシュ舞踊団のメンバーと共演。東京、 ドイツで公演を行った。 これまでソロやユニット名義において、3 枚のアルバムを発表している。 DISCOGRAPHY - Two Needles and Six Wires/two needles and six wires(2008), Takahiro Inoue/Outcast Symphony(2013), Takahiro Inoue and Tokyo Novus/Little Star's Prince(2014) http://facebook.com/tkhrINOUE 


池田 一 (映像)
1943年大阪府生まれ。水をテーマにして、地球環境問題と向き合うアース・アートを提唱し、世界的に評価を受けるアーティスト。1991年の第21回サンパウロ・ビエンナーレに特別招待された際には、日本人として初めてメインステージを担当した。1995年には、国連50周年記念アートカレンダーを創る「世界の12人のアーティスト」に選抜された。


小森 俊明 (ピアノ)
作曲、編曲、演奏、教育、執筆、舞台作品等への楽曲提供、異分野のアーティストとの共同作業等を行う。日本交響楽振興財団作曲賞等入賞・入選多数。国内外で作品発表を行うほか、楽譜出版、CDリリース、放送、誌上批評もされている。現在、藝大神奈川同声会役員、日本イザイ協会顧問等。東京藝術大学を経て同大学院修了。

 山口 紘 (作曲)
作曲を綿村松輝, 湯浅譲二の各氏に師事。演奏会用作品の作曲とともに, 舞台・映像用音楽 の作曲, テクノロジーを用いた音楽パフォーマンスやジャンル横断的な演劇表現を手がけ る。2010 年トーキョーワンダーサイト主催“EXPERIMENTAL SOUND, ART AND PERFORMANCE FESTIVAL”入選。日本大学大学院芸術学研究科博士後期課程満期退学。 2008~2011 年公益財団法人ロームミュージックファンデーション奨学生。アルバム 『Chairs of Grass』を自身の運営する Speech レーベルより配信中。


主催:
東京創造芸術祭
http://tokyopaf.wix.com/0000

企画・製作:

山口紘、後藤天、宇澤とも子